ジャーメインによるギャラクティック・ルーツ・カード情報(説明書から抜粋しました)


1.
こうして原初の一体意識は、ミラーボールの破片のように断片化していきました。
単純に言うと、それはまず大きな破片に分かれました。
これらの大きな破片は、まだグループとしてのアイデンティティを保っていました。
つまり、「私」ではなく「私たち」という意識だったのです。
私たち銀河の家族全体の旅は、この全体からの断片化した最初のグループからはじまりました。
最初の断片化された意識は、これまでさまざまな名前で呼ばれてきました。
私たちは、彼らを創造の礎たちと呼んでいます。

2.
創造の礎たちは建築家です。
分離に向かい、再び一体性に回帰していく、あなた方の旅の青写真をつくったのは彼らです。
このカードセットには創造の礎たちのカードも入っています。
彼らは銀河の家族全体の一部です。
みなさん一人一人が創造の礎とつながっています。
そのつながりを強く感じている人もいれば、あまり気づいていない人もいますが、どちらでもかまいません。

「プリズム・オブ・リラ」の表紙に描かれている宇宙存在は、創造の礎たちを描いたものです。
たいていの場合、彼らは非常に背の高い光の存在として人間の前に現れます。
大きな目をしているときもあれば、目鼻立ちがほとんど見えないときもあり、
多くの場合、細長い手足をした非常に優美な存在です。
創造の礎たちはさまざまな形を取って現れますが、これが最もよく見られる形態です。
彼らは意識の最初の断片化を表しています。
 
3.
最初の断片化を表す存在は他にもいますが、なかには地球とはあまり関係のない存在もいます。
ここで私たちは、地球と秘教的な意味で関連性を持つ、ある意識について言及したいと思います。
それはアンドロメダ意識です。
アンドロメダは相反する要素を含むため、非常に説明しにくい意識だと言えます。
その特性のいくつかは人間の言葉で表すこともできますが、彼らの意識そのものは性質上、
言葉で表すことができません。
ここで私たちは、アンドロメダから来た物理的存在のことを言っているのではありません。
ご存知にように、アンドロメダは別の銀河です。
ここで私たちが話しているのは、みなさんの銀河である「天の川銀河」意識とは全く異なる、別のタイプの意識です。


4.
みなさんの世界にも、アンドロメダのエネルギーとつながっている人々がいます。
アーティストや神聖幾何学者、形而上学者である彼らは、地球のバランスを保つためにも重要な存在です。
地球には、人間でありながら、この物質手現実の制約を超えた世界に行くことのできる人々が必要だからです。
 
5.
では、地球にとって重要な意味を持つもうひとつのエネルギーに移りましょう。
私たちはそれをアークトゥルス意識と呼んでいます。
アークトゥルス意識というと、「それは恒星のアークトゥルスのことですか?」とよく訊かれますが、
私たちは物理的な星のことだけを言っているのではありません。
アークトゥルスという星の象徴する高次のエネルギーのことを言っているのです。
たしかに、夜空のアークトゥルスを見ながら瞑想すれば、私たちの話しているエネルギーとつながることが
できるでしょう。
しかし、みなさんがアークトゥルスに宇宙船を送って「住人」を探したとしたら、それは違います。
ここで私たちはアーキタイプ的なエネルギーの話をしているのです。
 
6.
このアークトゥルスのエネルギーは、地球にとって非常に重要な意味を持ちます。
それはあまりにも重要で、言葉で説明できないほどです。
究極的には、アークトゥルス意識は地球にとってガイドのような役割を果たしています。
人類が誕生する前のはるか昔の地球では、アークトゥルスの存在が
ライトボディを固体化させた身体で、この地上を歩いていました。
彼らは非常に高いレベルの意識です。

アークトゥルスの存在は、他のさまざまな世界で行っている仕事を地球でも行いました。
彼らはライトボディを固定化させて一時的に肉体になり、
自分たちが訪問している惑星の青写真をつくっていったのです。
つまりアークトゥルス意識は、みなさんの惑星がはじまった頃(肉体を持ったETが来るはるか前)から、
地球の青写真をつくっていったのです。
それはバランスと極性の統合という青写真です。
それは、地球に何が起きても、どんな闇の時代が来ても、
どんなチャレンジが来ても、極性の統合という青写真は決して消えない、ということです。
たとえ表面的にはそう見えなくても、みなさんは必ず
この青写真を自動的に実行し、物事のバランスを取っていくでしょう。

7.
ヒーリングにたずさわる人々(ハンズオン・ヒーリングなど)は、
このアークトゥルスの高次のエネルギーをチャネリングしています。
あなたのハイヤーセルフのエネルギーもアークトゥルスの周波数を持っているとも言えます。
アークトゥルスのエネルギーは人間としての体験と切っても切れない関係にあり、そこから逃れることはできません。
それはあなたの最も高次の可能性を表しています。
アークトゥルスのエネルギーはグループ意識であるため、初期の断片化を表しています。

8.
このカードセットには琴座のカードがたくさんありますが、
それは、みなさんのおそらく99%が琴座で生きたことがあるからです。

9.
一般に、琴座人はパイオニア精神の象徴とされています。
彼らは宇宙に繰り出して植民地をつくり、探検し、拡大していきましたが、
人間の精神を見ると、多くの琴座人的資質が見られます。
しかし、古代琴座の植民地のなかでも、別の動きが広がりつつありました。
外界の探求に興味を持たないグループがいたのです。
内面の世界に興味を持ったこのグループは、
断片化前の全体だった頃の記憶を自然に保持し、方法は分からずとも、
再びその状態に回帰したいと思っていました。
これらのグループの一部は、ベガという星の方面に植民しはじめました。

10.
ベガは琴座の恒星のひとつです。
ベガ人は内面に重点を置いた独自の文明をつくりあげ、瞑想や霊的実践法など、多くの霊的探求をしましたが、
それはすべて「源」にかえるためでした。
ここでお分かりのように、こうして最初の極性が物理的現実のなかで現れたのです。

11.
次に、ベガから派生したある文明について話しましょう。
この文明はみなさんの地球と非常に似ていました。紛争もありました。
そして残念ながら、自らの霊的側面とのつながりを完全に失い、
テクノロジーに気をとられ、惑星のニーズを無視し、
結果的に惑星がひどく汚染されました。
残念なことに、今の地球も同じような道を歩む可能性があります。
今、話している文明は特に地球との縁が強い文明です。

手短に言うと、この文明の惑星は危機的状況に陥りました。
環境汚染によって生殖機能が失われ、出生率も下がっていきました。
やがて極度の汚染のせいで地下に住まざるを得なくなり、
肉体も変化していきました。
この状況に対処するために、彼らは遺伝子操作をして感情表現の機能を取り除くなどしました。
もうお分かりでしょうが、この文明はゼータ・レティクル(またはゼータ)と呼ばれています。
(彼らは一般に「グレイ」と呼ばれていますが、この呼び名にまつわる誤情報が多いため、私たちはあえて使いません。)

12.
多くのグループが、ベガよりさらに速くに植民地をつくるようになり、やがてベガ(と琴座)の植民地は、
現在、オリオンと呼ばれている場所に広がっていきました。
オリオンで起きた非常にドラマチックな物語については、みなさんの多くがご存知だと思います。
オリオンは、みなさんの銀河の家族が経験したなかでも最も深い二極性が展開された場所です。
簡単に言うとこんなことが起きました。
まず、オリオンの「帝国」と呼ばれる支配勢力がありました
(地球の共産主義の1000倍の抑圧的な勢力と思ってください)。
この帝国は人々を抑圧していましたが、それはエネルギー的な抑圧も含めた最悪のものでした。
オリオンにはベガの神秘主義が伝わっていたため、
多くの霊的実践も行われ、帝国はエネルギー的な網をつくる方法を考案したのです。
このエネルギーの網はオリオンの各惑星を取り囲み、
亡くなった人の魂はこの網に閉じ込められ、オリオンのなかでしか生まれ変わることができなくなりました。
つまり、オリオンから出られなくなったのです。

13.
こうして地球は、オリオンのエネルギーを癒すための場所にもなったのです。
オリオンのドラマが地球に持ち込まれたということです。
このため、このカードセットにはオリオンのカードも多く入っています。
オリオンの目覚めは地球の目覚めと深く関係しています。
オリオンはすでに目覚めを体験しましたが、地球はまだです。
オリオンのドラマは地球のカルマ的エネルギーの一部となり、
オリオンから持ち越された二極性は、今、最終的な癒しの局面に来ています。

14.
では、プレアデスの話に移りましょう。
プレアデスもまた、地球と縁のある非常に重要な文明です。
手短に説明すると、はるか昔、琴座での紛争から逃れようとしているある一団が、地球に植民してきました。
これは人類がまだ原始人だった頃の話です。

この琴座人の一団は今でいう北欧に移住し、そこで何世代にもわたって暮らしました。
しかし彼らは、地球の環境に馴染めなかったため、原始人類のDNAを少し採取し、
自らのDNAに取り込み、地球の大気や重力、磁場に適応できるようになりました。
このわずかな変異を加えたあと、彼らは本格的に地球に定住しました。
地球を故郷としたのです。彼らは地球で子供を産み、地球を生活の場としました。
しかし、宇宙で起きていた戦争はやがてこの太陽系にも広がり、ついには地球にも到達しました。

もともと地球にいた一団(地球系琴座人)は平和を愛していたため、
戦争がはじまると、もう地球にはいられなくなりました。
そして苦渋の決断の末に地球を去り、次の故郷を探しにいったのです。
彼らは最終的にプレアデスに定住し、「プレアデス人」となりました。

ここで彼らの遺伝子的系譜を見てみましょう。
彼らは地球のDNAを持った琴座人でした。
プレアデス人と地球の関係はここからはじまったと言えます。
プレアデスには二つの遺伝子的系譜があります。
ひとつは地球系琴座人のDNA、もうひとつは純粋な琴座人のDNAです。
あのはるか昔の時代から、地球はプレアデス人に「呼びかけて」きました。
そしてプレアデス人は、歴史を通してずっと地球と関わってきました。
彼らは本当にみなさんの従兄弟のような存在です。
このカードセットにはプレアデスのカードが何枚も入っていますが、
プレアデス人の学びの多くは、人類にとっての学びでもあるのです。

15.
ではシリウスに移りましょう。シリウスもまた地球と強いつながりを持っています。
初期のシリウスの植民地はベガから派生したものです。
ご存知のように、シリウスはみなさんの太陽系に非常に近く、このため、
シリウス人は地球とひんぱんに交流してきました。
太古の時代、シリウス人とプレアデス人は協力関係にありました。
彼らはよく連携して動いていました。シリウス人が地球と最も重要な関わりを持ったのは、
地球における遺伝子プロジェクトの時代です。

これは、みなさんのETの祖先が人間の遺伝子に地球外DNAを挿入し、種を向上させようとしていた時代のことです。
シリウス人は遺伝子工学の達人でした。
プレアデスやシリウスのようなETの文明が原始的な惑星を向上させようとして強力し合うとき、
そのETの種族はカルマ的な学びを経験します。
シリウスのカードを見ると、過去の(特に遺伝子プロジェクト時代の)カルマ的学びを癒すというテーマが目に入るでしょう。
これはあの時代が、人類の成長に関わったETの文明にとって最も重要な学びと成長の時代だったからです。
みなさんの多くがそこにいたことを思い出してください。そして今でも、その学びを抱えているのです。

16.
では、ゼータ・レティクルの話に戻りましょう。
地球とみなさんのDNAがゼータの癒しに一役買ったことについては、すでに触れました。
この地球人とゼータの交流の結果、新たなハイブリッド(混血種)の種族が誕生しました。
このハイブリッドの種族は、驚くべき素晴らしい文明へと成長していきました。
彼らは二つの種族の最も良い資質を有しています。
みなさんの多くがこの文明をすでに知っています。
それはエササニという文明です。バシャールはこの文明の出身です。
バシャールのエネルギーに触れたことがある人は分かると思いますが、
エササニ人は非常に高い意識を持った種族です。

ここでゼータの旅を見てみましょう。
ベガから派生した彼らは、二極性に入り、惑星規模の汚染と恐怖を体験し、
最終的にはDNAを他の種族と結合させてエササニ人となりました。
お分かりのように、一体性から二極性に向かった私たちの旅も、再び一体性に回帰しようとしています。
だからこそ、このカードセットにエササニのカードを入れました。
エササニ人はみなさんの種族とゼータの未来を表しています。
そう思うと、希望が出てきますね。

17.
これがオリオンでエネルギー的に起きたことです。
彼らの目覚めは実にドラマチックでした。
急速な「アセンション」が起きたと言ってもいいでしょう。
オリオン意識は、二極化された状態から、完全な一体性と宇宙意識放射の状態に変容していきました。
私たちは、この変容した極性のエネルギーをオリオンの光と呼んでいます。
このエネルギーは今、みなさんの地球を導く力となっています。